「ニュースや人から聞く限り、介護って大変らしい。」
「今のところ、家族や自分は元気だけど、いざとなったらどうしよう!」
とご心配の方は多いと思います。
今日は、介護の事前準備についてお伝えできたらと思います。
その時にならないと、イメージを持ちにくいですよね。
どんな病気になるのかによって、状態は変わりますし。
ただ、徐々に困りごとが増えてきて、心配ばかりというのも大変なので、想定できるものだけでも押さえておくことは有効です。
お伝えする前に、私の簡単な経歴を。
- 小さな小規模デイサービスで1年。
- 認知症対応型デイサービスで7年。(ここではお泊まりや訪問介護も対応していました。)
- 居宅介護支援事業所のケアマネジャーとして9年です。
以上の経験から、介護に必要なのはこの3つ!と感じたものがあります。
それは、関係性、人、工夫です。
一つずつ掘り下げましょう。
まずは人の関係性です。
今日は真面目なんやな。
関係性
なぜこれが一番かというと、重要だからです。
夫婦や親子などの家族の関係性は、急には変わりません。
介護する可能性のあるご家族との関係は、いかがでしょう?
良好であるに越したことはありませんが、人間ですもの。
ただ、いろいろな問題が起きるたびに、意見のすり合わせや、相談など、普段からの信頼関係が元になっているので、関係が良い方がお互いに楽なのです。
介護するようになったからといって、急に良くなることはありません。
むしろ、意見が合わず、イライラする可能性が高い。お互いにストレスですよね。
良好な関係を築くことが鍵ですが、パターン色々。
あせらず、ゆっくり考えていきましょう。
関係性は一つではない
まずは、介護される側とする側の双方向だけを考えましたが、実際はそれだけではありません。
実は、兄弟姉妹やご近所さん、友人など、人間関係は広がりがありますよね。
また、介護保険のサービスの関係者、医療の従事者とも広がります。
煩わしいこともあるかもしれませんが、良好な信頼関係が築けると、大きな安心が手に入りますよ。
一人で何もかも背負うのは無理ですしね。
いざという時に助け合える人、愚痴を言い合えるだけでもいいのです。
日頃の良好な関係は、介護の大きなリスクヘッジになるでしょう。
もう少し掘り下げたいのですが、長くなりそうなのでつづきは、また次回に!
今日も良い日になりますように。
また明日!