巾着卵の思い出と、世の奥さまの持つパワーを感じる話

パックの卵 料理

巾着卵って、油揚げのうまみと、卵の優しい味、お出汁が染みてしみじみおいしいですよね。
私とこのメニューとの出会いは、15年ほど前。
「私は料理嫌いやねん」と言っていた、ある奥さんのメニューで、これをいただいた時は、「お料理嫌いなのに、こんなにおいしいのを作れるのはすごい!。」
と、世の奥さま方のお料理のレベルの高さを思い知らされたできごとでした。
普段、あまりめんつゆや白だしは使いませんが、これにはやっぱり入れたくなります。じゅわっと染み出すおいしさには変えられませんね。


ザクッと教えてもらったので、細かい作り方は当時もわかりませんでした。
その時の味を再現して作っています。
とっても簡単なので、もしよかったら作ってみてください。
残念なのは、いつも目分量で作りすぎて、材料はわかるけれど量が正確でないということ。
お気楽に変えて作ってください。

材料

  • 醤油、酒、みりん 同量(大さじ3とか)
  • 白だしかめんつゆ 適量(大さじ1とか)
  • 水        巾着が半分浸かるくらい
  • 卵        好きな個数。たくさん作ると楽です
  • 油揚げ      卵が入る個数
  • スパゲティー   数本

作り方

  1. 醤油、酒、みりん、白だしかめんつゆ、水を火にかける
  2. 油揚げの端を切って袋状に開ける
  3. お椀を一つ用意し、卵を割り入れる
  4. お椀からそっと油揚げに卵を入れる
  5. 油揚げの口をスパゲティで止める。ポキポキ折って楊枝の代わりにします。
  6. 軽く沸騰している煮汁の中にできた巾着をできるたびに入れていく。こうすると順次卵が固まって楽です。
  7. 煮汁の味見と調整。甘いのが好きな人はみりんを増やす、砂糖を追加など
  8. 10分程度煮て出来上がり。途中ひっくり返すと反対にも味が染みます。

ポイント

  • 本当に調味料の量は適当です。ただ、酒、しょうゆ、みりんは同量がバランスよし。
  • 甘めが好きな人はみりんや砂糖で調整してください。
  • 味見した時の味が決まっていれば、仕上がりも同じ味になります
  • 入れる時は、鍋肌に添わせるように立てかけます。こうすると卵が「だ〜」とあふれません。
  • コツは、巾着を作るたびに軽く煮えた煮汁に入れていくこと。そのたびに卵が固まって楽です
  • にんじんやインゲン豆を卵と一緒に巾着の中に入れても豪華でおいしいし、めんどくさい時は一緒に鍋に入れて煮ると味は一緒です。楽〜。
  • 油揚げは、お近くのスーパーで、おいしくて、開きやすい物を探してみてください。商品によってはすぐキレイに開くし、反対に上手にいかないときもあります。一つ開きやすい商品を探せると、ぐっと楽です。
  • 残った油揚げの切れ端は一緒に煮込んでもよし、お味噌汁用などに別に使ってもよいです。

慣れると本当に簡単にできますよ。
油揚げは冷凍もできるし、おいしいし安いし、タンパク質などの栄養もあるしで、とっても使いやすい。煮物に、汁物に、そのままフライパンでさっと焼いておつまみにも!優秀ですよね。
冷めてもおいしいのでお弁当にもどうぞ。温め直してもおいしいです!
では、今日も良い1日になりますように。
また明日!

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