乳腺外来で乳がん検査をしてみた体験記

ピンクリボン 生活

昨夜、お風呂に入っていたとき、自分の左胸に違和感を感じました。
胸の上の方がなんだかしこりがあるようにコリコリする。脇もなんだか痛いような、つっぱられるような?
母親は数年前乳がんになり、手術を受けています。
健康が取り柄の私も、実はガン家系なので、急に心配になり近くの乳腺外来に予約し、行ってみました。
ということで、今日は、「乳腺外来で乳がん検査をしてみた体験記」です。

それまでのこと

こういうのは、まず早期発見早期治療
数年前、私の母親は、なんと胸の異常を見つけても結構な期間(半年くらい!)放置し、やっと私に相談してくれた時は放置していたことをずいぶん怒りましたが、よい病院、よい先生、よい治療のおかげでケロッと元気に生活しています。ありがたいことです。

私自身は、数年前にも、
「胸になにかできてる〜!」
とあわてて受診したけれど、検査してもらって、「大きなできものだね。笑。」と言われた経験があります。恥ずかしい・・・。
今回も、そうでありますように!

自宅近くの乳腺外来は、自転車で5分程度。
三階建てで、人気がありそうな個人病院です。
一階の受付には患者さんがたくさん待っているけど、確か前回スピード感のある診察だったので、元気よく受付を済ませます。

乳腺外来で乳がん検査をしてみた体験記

診察

まずは更衣室で、上半身だけ手術着みたいな服に着替えて、しばらく待機。
診察では、院長先生が話を聞いてくれます。
忘れずに母親の乳がんのことや、しこりの位置なども伝えてちょっと安心。
触診とエコーの後、
「確かに、なんかあるよね。3cmくらい。液体かな〜?」「今のところ悪いのには見えないけど、これからマンモグラフィーとかで、ちゃんとみるからね〜。」
と、明るく検査を指示されました。

マンモグラフィー

しばらく待った後、検査室へ。
すぐに上衣を脱ぐように指示され、若い男性レントゲン技師さんに、ギューギュー胸を引っ張られたり、肩を押さえられたりしながら、上下と左右方向から片胸づつ、胸を挟んで撮影。
これも2度目だけど、挟まれて痛いし、くすぐったいし、やっぱり恥ずかしい。

終わったあとはヘトヘトでした。
まあ、必要な検査だししょうがないです。

再度の診察

診察室に戻ると、最初の院長先生がレントゲンを見ながら、
「やっぱりあったよね〜。3cmくらいの。大丈夫だと思うけど、内容を検査するね。」
と、注射器を出され、臥床するように指示されます。」
「ちょっと痛いけど、すぐ終わるから。」
と、ちくっと左胸に痛みあり。
我慢していると先生が注射器を抜いて中身を確認しながら、
「やっぱり結構あったよね。でも、血液とかが混じってないし、これなら今度の受診は半年後で大丈夫です。」
と、注射器を私にも見せてくれました。
「あんなでっかいしこりがあったのに、半年後で大丈夫ですか!?」
と聞きましたが、
「ええ、大丈夫。」
と。そして、小さな用紙を渡してもらいました。
「細胞診検査をされた患者さんへ」
そこにはQRコードが。
二週間後に、QRコードのアドレスにメールを送ると、結果が分かり次第、一週間以内にメール返信が来るとのこと。
すご〜い。

びっくりしたこと

注射してもらった後、自分の胸を触ると、もうしこりはありませんでした
「抜いたからないんですよ」
と、看護師さんがニッコリ。ほぉ〜。
そしてもう一つびっくりしたのが、先生が手にされていた注射器の中身!
私の胸から抜いた液体が結構な量入っていたのですが、黄色がかった乳白色のヤク○トみたいに見える。
そんな液体が胸にたまるなんて、すごく驚きましたが、自宅に帰ってから調べると、おそらく、
「乳腺のう胞」という「良性であることが多い」「ただの水分」
ということでしたので安心しました。
お年寄りがよく膝に水がたまるのを注射で抜いてもらっていますが、そのようなものか思うとやっと納得ができました。

時間とお金の話

受付から最後のお会計まで、以上の内容で1時間と5分。やっぱり早い。
よい病院が近くにあって助かりました。ありがとう!


ただ、診察料は5,220円でした。安心できたのでよかったのですが、
市の乳がん検診なら1,900円
5年ごとは無料クーポンもある。
ネットの受診予約の時に「検診」か「診察」のタブの選択だけで違っていたと思います。
本来なら落ち着いて「乳がん検診」を選ぶべきでしたね。
次回から必ずそうしたいと思います!

胸に異常があったときは

胸に異常があった時はぜひ、乳腺外来を受診しましょうね。
乳がんはめずらしく自分で発見できる可能性のある病気と言われています。
元気でがんばりましょう。
いや、私たちは十分がんばっている。がんばりすぎず、毎日楽しくいきましょうね。

ではまた明日!

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